求人数がそれなりに多いので再就職に役立つ資格として「社会保険労務士」があります。
社会保険労務士というのは、国家資格で、「年金問題」、「労働問題」、「社会保険」などのエキスパートです。
高齢化社会に伴い、年金、保険の問題は深刻で、社会保険労務士のニーズも高まっています。
そのため再就職を考えるならば、持っているとかなり役立つ資格と言えるのです。
就職後も資格手当がつくなど、給与に反映されることの多い資格です。
社会保険労務士の主な業務となる、書類作成業務や手続き代行業務については、有資格者のみができる独占業務です。
そのため企業からかなりニーズがあります。
勤務者労務士になると、企業に勤めながら雇用関係、労働問題に関しての業務ができます。
主な求人先としては、社会保険労務士事務所、銀行の年金窓口、企業の人事労務部門などが多くなっています。
社会保険労務士の資格試験の合格率は9%前後です。
各科目にて60%から70%以上正解すれば合格できると思います。
定員制ではないため、自分自身との戦いとなります。
マークシートなので解答がしやすく、正解しやすいと言えます。
しかし出題範囲は広いので独学での勉強は厳しいかもしれません。
通信講座、スクールなどを利用して効率よく勉強することが必要です。
社会保険労務士の資格合格者には女性も多いのが特徴です。
男性だけではなく、女性からも人気の高い資格です。
保険の算定や書類作成といった、正確さ、緻密さが必要な仕事が多いため女性に向いている資格と言えるのかもしれません。