人気の再就職に役立つ資格の上位にランクインするのが「行政書士」の資格です。
就職や再就職、転職だけではなく、独立するにも役立つ資格として人気があります。
行政書士の事務所を自宅で開設することもできるため、少ない資金で開業できる仕事です。
行政書士は「国家資格」です。
法律関係の資格の中では、比較的取得しやすい資格となっています。
行政書士は、一般市民と官公署とを結びつける実務、法務をこなすスペシャリストです。
資格を取ることで、法律関連の業務を行うことができます。
官公署へ提出する書類の作成、手続きなどを代理します。
書類作成だけではなく、提出まで行えるようになりました。
契約書、事実証明書など一般人には作成が難しい書類などの作成業務を行います。
弁護士ほど敷居が高くなくて一般市民に近い存在として、「頼りやすい法律家」といった感じです。
数千種類以上もの書類を扱うことのできる業務幅の広い資格です。
近年、行政書士の職域が拡大されて、さらにニーズが高まっています。
行政書士法人の設立も認められるようになったことで、行政書士がさらに求められるようになっています。
行政書士試験の合格率は、実施年度によって違います。
だいたい5%から9%くらいの合格率です。
合格者数の定員は定めていないので、合格ラインをクリアした人が合格となります。
行政書士は、他の資格とも大きく関係しています。
「宅地建物取引主任者」、「司法書士」、「社会保険労務士」、「弁理士」など勉強項目が重複するものも多く、一緒に取得しておくことで仕事の幅も広がります。