介護関連の資格は他にもあります。
介護施設への再就職を考えている場合、役立つ資格なので取得しておくといいでしょう。
・「ケアマネージャー」。
「介護支援専門員」のことです。
介護のスペシャリストで、専門的に介護の仕事をしたいと考えている人に絶対に役立つ資格です。
要介護者やその家族からの相談にのって、適切なサービスが受けられるように、施設や市町村、事業者などと連絡を取り合う仕事です。
介護サービスの計画表を作ったり、事業者や施設と連絡調整を行ったりします。
取得方法は、定められた国家資格を持っていて、実務経験が5年以上あって、該当業務に900日以上従事する必要があります。
国家資格がない場合、都道府県が定めた相談援助業務、介護業務に10年以上かつ1800日以上従事する必要があります。
・「ケースワーカー」。
ケースワーカーは「社会福祉主事」のことです。
介護だけではなく、福祉の分野も今後ますます必要とされる職種なので、再就職先に困らないと思います。
福祉事務所で働くときに役立つ資格です。
生活保護法、福祉諸法に則った援護、育成、更生に関しての事務を行います。
取得方法は、大学で一定科目を履修、卒業することです。
高卒の場合は、厚生労働大臣指定の養成機関で2年以上修業することです。
地方公共団体が再就職先の場合には、指定された講習会を受けることで取得できます。
・「福祉住環境コーディネイター」。
高齢者、障害者が住みやすい環境の提案を行える資格です。
医療、福祉、建築と幅広い知識が要求されます。
福祉用具に関してのアドバイスも行います。
所得方法は、検定試験を受験して合格すれば取得できます。
1級から3級まであります。