KEIKOでしたwwwwサーセンwwwwwwwww
みなさんこんにちは~
初めましての方も再びの方も
『MUSASHINO 管理栄養士国家試験対策
ラボ』にご訪問ありがとうございます
このラボでは、管理栄養士国家試験
問題の解説をしています
そして今年度も始動です・・・第31回の
解説をしていきますよ~私は『基礎栄養学』
の解説を担当します。
よろしくお願いします
早速問題行きますね~
第31回70番の問題です。
70 栄養学の歴史関する記述である。正しいのは
どれか。1つ選べ。
(1) リービッヒ(Liebig)は、窒素定量法を確立した。
(2) マッカラム(McCollum)は、エネルギー換算
係数を提唱した。
(3) フンク(Funk)は、ビタミンKを発見した。
(4) クレブス(Krebs)は、膵臓にリパーゼが存在
することを発見した。
(5) 鈴木梅太郎は、抗脚気因子を発見した。
・・・久々の登場!栄養学の歴史の問題ですね。
前回歴史についての出題は28回(2014年)、その
前が23回(2009年)でした・・・忘れた頃にふと
出題される歴史問題
・・・解説行きますね
?(1) 窒素定量法を確立したのは、ヨハン・
ケルダールです。一般に言う『ケルダール
法』です。リービッヒは有機化学の確立に
大きく貢献しました。窒素に関することで
いえば、食品中の窒素はほとんどがたんぱく
質に由来することを見出しました。
?(2) エネルギー換算係数を提唱したのは
アトウォーター(Atwater)で、これをアトウォー
ター係数と呼びます(いわゆる1g当たりの
消費熱量:たんぱく質4?、脂肪9?、炭水化物
4?)。マッカラムはビタミンAを発見しました。
?(3) ビタミンKを発見したのはダム(Dam)です。
フンクはビタミンB?を発見しました。ビタミン
という言葉の名付け親でもあります。実は
発見は日本人の方が早かったのだけれど・・・
(これは解説(5)に記載してます)。
?(4) 膵臓にリパーゼが存在することを発見したのは
ベルナール(Bernard)です。クレブスはクエン酸
サイクル(別名TCAサイクル、クレブスサイクル、
サイクルは回路とも言います)や、尿素サイクル
を発見しました。
○(5) 鈴木梅太郎は米糠から脚気有効物質アベリ酸
(後にオリザニンと改名)を発見しました。これは
後のビタミンB?です。
正解(5)
・・・以上です。
23回、28回、31回に出題された歴史問題に共通
するワードは『抗脚気因子』です。日本の栄養学の
歴史は『脚気との闘い』とも言えるので、出題され
やすいのでは・・・と思います。チェックしておきま
しょう
次回は『日内リズム』に関する問題を解説予定
です
ではまた~
:*:・keiko・:*: