インターネットでのビジネスが注目を集めています。
かつては商売と言うと、「まず店ありき」と考えられていました。
商売の場所となる店舗をどこに配置すべきか?どんな様相にしようか?
まずは店舗という建物をしっかり見据えて商売を始めるというスタンスが普通でした。
現在は流通も日本全国行きわたり、どこでも同じような商品を買える時代になりました。
それによって店舗の立地はさほど重要性を持たなくなったのです。
高度経済成長の時代、駅前というと人が集まる最高の立地とされ、大きなビルが立ち並びました。
しかし、いまや土地の値段が高い駅前周辺よりも、土地の値段の安い郊外に大きな店舗が立ち並ぶようになりました。
流通の拡大に伴い「場所」がそれほど重要な意味を持たなくなったのです。
ネットショッピングの隆盛も流通の発展によるものと言えます。
しかし、逆に店舗に足を運んで買うことに意義を感じる消費者も増えてきています。
自分の脚で行って、自分の目で確かめたいと感じる顧客が増えているのです。
ネットでの利便性、自宅でも欲しいものが買えるというのは素晴らしいことではあります。
しかし、その場所でしか味わえないようなことも多々あります、同じものでも現地では違った風に感じることがあるようです。